人って楽な方へ楽な方へと向かっていきますよね。
理由は以下の通り2つあると思ってます。
①自分を守るため、冒険をしないように防衛本能が働いている。
挑戦しなければ人は成長出来ないってよく聞きますが、これは防衛本能が働いているから何もできない、という仕組みを理解して初めてなるほど!ってなる言葉じゃないでしょうか。
②脳内麻薬によって、快楽という報酬を得るように向けられている。
エンドルフィン、ドーパミンといった脳内物質が快楽と関係があるといろいろなところで言及されているのですが、それを得るために人間は活動を行うと言ったものです。
①、②を知ったときに僕はなにか辛いことをしない自分は当たり前だし普通なんだなあって思いました。
自分を責めずに、そういう仕組みを知ることが大事だと感じました。
そして怠惰な自分を責めるって良くないんです。
何かを始められない自分というのを加速させるんですよね。
何も出来ない。何も出来ない自分を責める。落ち込む。そしてまた何も出来なくなる…。
その循環から解放されるキーワードが快楽かなあって今日思いました。
僕は特段筋トレが好きなわけじゃありません。太ってますし。
少しでも痩せようと思って今ジムに行ってはいるものの、それだけのモチベーションじゃ続きません。
勿論、達成感もあるし、汗を流すことは気持ちがいいですが、それよりも大変な思いをして我慢することのほうがまだ勝ってるかもしれません。
じゃあなんで行ってるの?って話ですが、
サウナが最高すぎるからですよ!!!
僕が行っているジムにはサウナが併設されていて、このサウナが本当に良い。
何か変わっているサウナでは無いんですけど、体を動かしまくって汗でベタベタ。しかも体はクタクタ。
シャワーや風呂に入って、さっぱりしたい!そんな中でサウナまである!
この一連の流れが最高なんです。
そして何より交互浴。
これは、熱いサウナに入ったあと、水風呂と交互に入ることで自律神経を整えるというものなんですが、まーーーこれが最高。
水風呂に入った瞬間、体が水に溶けていき、
まさしく一体化します。
物質としての境界線がなくなって、気持ちいいという感情だけが中から湧き上がっていく。
水風呂から上がった瞬間、体が鉛のように重たくなって、もう何もしたくなくなってしまう。
まさしくこの体験なのです。
これを「整った」状態という状態というそうです。
つまり、僕はサウナに行くためにジムに行っているわけです。
もっというと「水風呂」に入るためにサウナに入り、
ついでにジムに行っているという感じです。
「え?水風呂に入るためにサウナ?意味わからんwwww」ってなると思うんです。
銭湯派にしろサウナ派にしろ、昨今のブーム的なものにすっかりハマった人達の多くは、「銭湯にハマった」「サウナにハマった」というよりは「水風呂にハマった」と表現するのが恐らくは正しいのである。サウナーの人が水風呂のことを「ごちそう」と言うのと同じく、銭湯における「あつ湯」や「サウナ」は「メインである水風呂に入るための助走」という側面が間違いなくあるのだ。
しかしそれを理解できるのは水風呂の経験者だけである。つまり、僕が「銭湯に行く」と伝えた時に「ヨッピーは水風呂に入りに行くんだな」ではなく、「ヨッピーはお風呂に入りに行くんだな」と捉えている水風呂未経験者がまだまだ世の中には多いんじゃなかろうか。
僕これ読んで「オッシャ、水風呂はいろ!」と決心しました。
実際に入ってこの感覚が分かるようになったんですよ。
水風呂という楽園を感じたいが故にサウナに入るんだなあって。
ここから何が言いたいかっていうと、
快楽のためにジムに行っている、ということです。
痩せたいとか、筋肉付けたいとか勿論あるんだけれど、
短期的に得られるリターンってジムに行くことでは得られない。
それらは継続していった末に、結果として反映されるもので、
得られないうちは「全然効果無いじゃん・・・」とテンションがた落ちになるわけで。
そこで僕はジムに行けばサウナに入ることが出来る!と刻み付けました。
要するに、「ジム」は「サウナに入って、気持ち良くなるうえ、ストレス解消になる」
場所だとイメージ付けたんですね。
それで少しは行けるようになりました。
快楽ってどういうものかって考えたのち、
自分に向いている方法って甘えさせることだなあって思いました。
皆そうだと思うけど、辛いより楽な方が良い。
そのうちに楽より楽しい方がいいってなっていくと思います。
楽しい方が良いってなったときに考える角度を考えればいいんだなあって。
それでも筋トレって続けると最初のころより負荷をかけられるようになるんです。
前の自分よりも確実に進んでるってことが実感できるんですよね。
今日ほんの少しそれを感じました。
ジムの後のサウナ、やっぱり最高なんですよ。
今はこのモチベーションで戦っていきます。
柿生スタジオのまらえもんでした。
それでは。